人生100年時代を生きるキャリアプラスという考え方

元号が変わり、増税となった今年も10月となりました。

新入社員と呼ばれていたことが懐かしく感じるほど、自信がついてくる頃ですね。

 

いま企業では、人材育成に力を入れるところが増えています。これは、企業側が人手不足の現状を回避するためでもありますが、若手・中堅社員が組織の中でも、キャリアを築いていける環境作りの一つでもあります。

 

こうして聞くと、キャリア形成は「若手・中堅社員のためにある」という、イメージがあります。では、定年を控えるベテラン・シニア社員はキャリアを築くことをどう考えているのでしょうか?「働き方改革」、「人生100年時代」と呼ばれる中で、折り返しに立つビジネスマンのキャリア形成について考えてみました。

 

 

ソニーが始めたキャリア支援対策について

日本の大手企業の一つ、「ソニー株式会社」が始めたのは、ベテラン・シニア社員を対象としたキャリ支援対策です。

 

組織の中でベテラン・シニア社員といえば、役職など地位を確立していたり、技術や人望などで、一目置かれる存在ともいえます。定年が近くなれば、「後進育成」に力を入れたいポジションです。

 

そんな立場にある社員に、キャリア形成を勧める理由は、どこにあるのでしょうか?

実は、ソニーが行うキャリア支援は人生100年時代に向けて、ライフプランを考えてもらうことを前提としています。

 

実際に定年を迎えた時には、なんらかの形で組織に残る社員、新しいことにチャレンジする社員と、それぞれの生き方を選択することができます。

 

どんな場面であっても、実行に移せるように、自分自身で道が開けるように、そのためにキャリアを築くという考え方です。

 

キャリアプラスという考え方

若手・中堅社員と違い、ベテラン・シニア社員というのは、すでに実績や技術で認められたり、専門性とは違う「ポータブルスキル」でキャリアを築いてきた社員が大半です。

 

今さら、キャリアを築くことの重要性は、いまいち伝わりにくいところです。また、本人もそれを断つ勇気が必要になります。

 

しかし、ソニーのキャリア支援は、「キャリアプラス」として活動を支援していきます。これまでの業務を続けながら、1日2〜3時間程度で仕事を兼務する形をなります。

 

若い世代のように、勢いだけでは動けなくても、安定(これまでの職場)があるから、チャレンジできるという方には、とても良い環境となるはずです。

 

潜在的に自分の適性を知る

 

もし、自分自身がキャリア支援を活用するなら、どんなことにチャレンジしてみたいですか?

 

・他部署でのプロジェクトに参加・・・運営に携わってみる

・技術者に混じってサポート・・・マネジメント力を武器にアイディアを具現化する

・定年後に趣味を仕事へ・・・スキルや知識を身につける

 

ほとんどの場合、夢の実現や、チャレンジすることが挙げられるはずです。

それは、ワクワクしますし、やってみる価値があります。

 

しかし、チャレンジして上手くいかなったり、何をしたらいいか分からないという場合があります。こうした時に諦める必要はありません。むしろ、ここが本当のチャンスとなることがあります。

 

まずは、思考を整理してみましょう。いまの自分を見つめ直してください。

そして、周りの人からの印象を聞いてみましょう。自分では気づけなかった、自分のことを知るチャンスでもあります。

 

こうした些細なことでも、多角的に自分の可能性を見い出すことができます。

顕在的にできること、やりたいことは、社会や環境によって作られたものが多いとされます。

 

それに対して、潜在的にできること、やりたいことは、本当の自分が望むことであり、成功することが多いとされます。ここに気づくことができたら、後半の人生を楽しく過ごすことも夢ではありません。

 

また、企業側も、潜在的に社員の適性を見いだすことができれば、社内での配置やプロジェクトに活かすことができます。

 

アセスメントツールの活用

しかし、自己分析というのは言葉で言うほど、簡単にできることではありません。

他人からの評価も、どこかしっくりこないこともあります。

 

企業としては、人材育成、業績を伸ばすために、個人であれば、将来を決めるのですから、誰もが正しい評価をしりたいと思うはずです。

 

そんな時に活用されるのが、「アセスメントツール」です。自分の適性を知りたい時、性格、興味、関心などを客観的に知りたい時、自分自身はもちろん、企業側でも気づかなかった自己分析を測定することができます。

 

知らない一面を知るというのは、決して特別なことではなく簡単な気づきだと考えます。日常の中に、それを知るヒントが隠れていることもあります。

アセスメントツールは、より分かりやすく、誰もが理解して納得する結果が得られます。

 

すでに取り入れている企業は多くあります。

 

・入社試験

・配置換え

・プロジェクトメンバーの選定

 

このように、様々な場面で利用しています。

 

今回のようなシニア社員にも、新しい人生にチャレンジするきっかけがあるはずです。

 

まとめ

 

潜在的な自分(社員)の適性を知ることで、企業の業績にも変化が現れます。

専門とするアドバイザーもいるので、こうした支援をよりよく活用してもらうためにも、一度ご相談されてはいかかでしょうか?

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事